口腔筋機能療法(MFT)を
行っています
口腔筋機能療法(MFT)とは、お口周りの筋肉を鍛えることで口呼吸から鼻呼吸へと改善し、指しゃぶりや飲み込み癖などの歯並びを悪くする根本原因を取り除くことで、歯並びを整える方法です。お口周りの筋肉のバランスが崩れると、様々な不正咬合を引き起こします。その改善のために舌や口唇、頬などの口腔周囲筋のトレーニングを行います。
使用する装置
プレオルソ
プレオルソは、口の周りの筋肉や舌を訓練することで正しい歯並びへ導くことを目的としたマウスピース型の矯正装置です。取り外しが可能な装置で、日中の1時間と就寝時に装着するだけで大丈夫です。通常の矯正治療よりも費用が掛からず、痛みもほとんどありません。
ムーシールド
顎が前に出ている受け口(下顎前突)を改善するためのマウスピース型の矯正装置で、舌や口の周りの筋肉の状態を整えます。3歳頃から使用できます。永久歯が生える前の乳歯列期に使用すると正常な顎の発達が期待できます。
トレーニング
舌の使い方の練習
歯は舌の圧力を受けることにより、歯並びを悪くしてしまいます。正しい飲み込み方、正しい発音、正しい呼吸、正しい姿勢のために舌の使い方の練習を行います。練習で正しい舌の位置を覚え、口腔周囲筋を鍛えることによって歯並びを正常な位置に促します。
あいうべ体操
あいうべ体操とは、歯並びに悪い影響を与えてしまう口呼吸を、鼻呼吸に改善していく簡単な口の体操です。簡単にできる「あいうべ体操」は食後に10回、合計1日30回を目安に続けることで、舌力がついて自然に口を閉じることができるようになります。